私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

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フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(22)
 また1週間が過ぎましたので現状報告します。

 
 前回作業中だった主砲塔ができました。上左画像の右上から1,2番、左上から3,4番主砲になります。3,4番主砲塔上の空中線展開支柱はメーカー純正のエッチングパーツに部品がありましたが、強度に少し不安があったので真鍮線で作り替えました(4番主砲用の支柱の部品は少し背が高いようです)。
 また、前回も触れましたが、上右の写真で示すように2,3番主砲の測距儀の放熱口の表現が省略されているので、一旦上を削った後で再現しました。

 
 これで船体の上に乗る主要構造物が一通りできました。後部マストは周囲の構造物を接着してから調整して作ります。これから船体を塗装して甲板の製作に入ります。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(21)
また1週間が過ぎましたので現状報告します。

 
 前回製作途上だった後部艦橋はこの通りできました。後部艦橋の見張り所の天蓋は塗装後に付けます。後部艦橋側面の窓は楕円状に見えるため一旦埋めた上で開け直しました。


 副砲はキットの1944年の状態では数が減らされていたため、42年当時とする場合は部品が足りません。加えてキットの副砲の部品はやや背が低く船体との間に隙間が出る上に正面の窓の形も良くないため、修正を加えたものを2個作った上でシリコンゴムで型を取り、レジンを流し込んで複製して作りました。

 
 副砲の砲身は金属部品ですが、上記の理由で金剛用の専用部品はいずれも入数が足りないため、ハセガワの戦艦長門用のものを用いています。厳密にはややサイズが異なりますが、1/350の縮尺では誤差の範囲内に収まるようです。


 船体の副砲用の取り付け穴もサイズが微妙に合わないので調整しました。

 
 現在は主砲の製作に入っています。ハシゴのモールドを削ってエッチングに置き換えることと、金剛型特有の測距儀天蓋の廃熱孔の表現が省略されているため、部品の上面を削って付け加えています。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(20)
 また1週間が過ぎましたので現状報告します。


 前後の煙突とその間の探照灯座、機銃座ができました。探照灯座と機銃座はいずれもキットの1944年の形とは異なるので作り直しています。


 前後の煙突はジャッキステイ(外側を囲むハンドレール)のモールドを削り落として超極細の素材で付け直しました。トップの格子は専用エッチングパーツのものですが、煙突内部は少し表現が違うようなので作り直しています。


 現在は後部艦橋の修正に取り掛かっています。これもキットの1944年と42年では幾つか異なる部分があるので手直ししています。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(19)
 また1週間が過ぎましたので、現状報告します。


 煙突前部の探照灯塔と両舷にある高角砲測距儀塔が組み終わり、第一煙突に取り掛かっている所です。探照灯塔は画像左手前と中央上が探照灯台、中央下が増設機銃台、左奥が機銃射撃指揮装置用の張り出しになります。

 これらの台には相互に人員が行き来していましたが、ラッタル(階段)や通路の取り付け方法は資料によって記述が異なっているようです。
             探照灯台
              |垂直梯子
   探照灯台_通路_射撃指揮装置
 垂直|           /ラッタル
 梯子|   増設機銃座

 この製作ではこういう解釈になっています。


 左右の高角砲測距儀塔は、キットのモールドは甘い上に一部誤っているためほとんど作り直しました。支柱側面の部品だけは使えたので厚さを半分以下に削り、残りをプラ板と真鍮線などで組みました。測距儀と高射装置はハセガワの武装セットのものを用いています。

 測距儀塔には相互の連絡通路がありますが、艦橋と関連する部品なので後で作ります。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(18)
 また1週間が過ぎましたので経過報告します。


 中央構造物甲板には煙突に接して探照灯台があります。トラス状の複雑な構造で非常に目立つものですが、キットの部品の表現はかなり貧弱です。しかしながらフジミ純正のエッチングパーツには該当する部品が見当たらないようです。仮にあったとしても44年の空間部に兵員待機所を増設した状態になるため、1942年の設定では自力で作ります。


 現状は煙突前側の台の基本形まで出来たところです。骨組みをパンチング帯金のハンダ付けで組み、0.2mm真鍮線をたすき掛けに貼って補強のワイヤーとしました。その上に乗る探照灯や機銃台は全て作り直しました。手前と最も上の丸い台が探照灯台、下側の角形のものが増設機銃台、その後方にある半円形の台は機銃射撃指揮装置の台になります。ブルワーク(側面のついたて)の内部サポートや台の下側のサポートなどはこれから作ります。


 構造が複雑でやや時間がかかっています。
 

 ここは他にも述べておきたいことがありますが、次回の更新で書きます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(17)
 また1週間が過ぎましたので経過報告。

 が、その前に、前回の艦橋上部で測距儀をレーダー室がないタイプとして示しましたが、これは私の思い違いで、製作の設定時期である1942年10月には既にレーダーが装備されていました。ここは艦橋を塗装組み上げる時に直します。

 
 現状は船体中央部の中央構造物甲板と、その上に乗る後部高角砲甲板の修正がほぼ終わったところです。キットの部品から原形が残っている方が少ないという、なかなかキビシイことになりました。

 まず艦首側(画像右半分)の、艦載艇が載る部分の平面型が1944年と42年では異なるため、プラ板を貼って修正し、その上にエッチングの滑り止めを貼り込みました。その下側の船室の形状はまるで異なるため全て作り直しました。高角砲甲板が付く部分に下の船室への明かり取り窓があるため、余りのエッチングを貼って処理しました。


 後部高角砲甲板の取り付けは、キットの表現では2番煙突(画像左側の楕円状に長方形の穴が4つ開いている部分)付近が0.5mm程度高くなり、また高角砲甲板の底にも0.5mm程度の取り付け突起があって、その二点で中央構造物甲板から段差が付くようになっています。段差そのものは正しいのですが、資料や図面では2番煙突の基部が高くなっているようには示されておらず、またこの方法では間に隙間が開いてしまいます。構造上まずあり得ないため、一旦2番煙突付近を平らに削った上で、中央構造物と高角砲甲板のそれぞれ当たる部分に0.5mmプラ板を貼って段差が出るように変更しました。


 後部高角砲甲板は底板が1.2mmぐらいあってぶ厚く、ブルワーク(外側のついたて)の外側の高さは図面通りなので、結果としてブルワークの内側や後部の船室の高さが足らず高角砲が飛び出ているように見えてしまいます(キット付属の高角砲が異常に背の低い部品になっていたのはこの点に対する配慮と考えられます)。そのため、底板を一旦切り落として0.13mmのプラ板を貼り、更にエッチングの滑り止めを貼り込んで処理しています。元の部品の画像データを誤って消してしまったために比較はできませんが、これでバランスがかなり良くなりました。また、後部の形状も図面とは異なっているようなので、プラ板を貼って修正しました。


 キットは中央構造物甲板の前端と艦橋の関係がかなり曖昧になっています。図面では艦橋背面の傾斜に合わせて接しているように見えるため、そのように変更しています。 また、キットは四角く盛り上がっている部分の前半分、兵員待避所が付く部分が2mmほど外側に広がっていますが、1942年頃はこの部分は画像で示したようにストレートになっているため、そのように修正しました(44年当時の状況は資料がなく良くわかりませんが、ここを削らない限り艦載艇の架台が構造物甲板からはみ出してしまいます)。同じく後ろ側も第1煙突に接する所まで伸びていますが、図面上はどうも違うようなのでカットしました。


 主な部品を乗せてみたところです。艦載艇は以前に作りましたが、後で資料を読み返したところ1942年当時はまだ17m水雷艇(無塗装の部品)が少なくとも1隻は残っていたようなので、後で組み立てて11m内火艇と取り替えることにします。艦載艇は図面通りに、架台もはみ出さずぴたりと収まります。

 中央構造物甲板はこの他にも後部艦橋付近の側面の吸気口追加、後部艦橋後端付近の形状なども図面と異なるようなので修正しています。


 船体中央甲板に四角状に付いているのは缶室吸気口ですが、長さが足りない上に吸気口正面のネットの表現がありません。ここは中央構造物甲板が入り込む部分なので、吸気口が付く部分の側壁を一部削り落とし、自作した側壁と入れ替えるという手段を取りました。


 中央構造物甲板との関係はこうなります。

 これからこの甲板の上に乗るものを作ります。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(16)
 また1週間が過ぎましたので、現状報告。


 製作は艦橋の基本的な修正がやっと終わったところです。部品の微妙な合いの悪さには散々手を焼きましたが、なんとかたどり着きました。こうして見てみると1942年当時は44年に比べて防空指揮所の前側の形が小さく、スタイル的にもバランスが取れているように感じます。


 防空指揮所の甲板はキットは前端がスノコ張りで他がリノリウム張りになっていますが、実際にどうなっていたのか示した資料が無くよくわかりません。戦艦大和の最新の説では防空指揮所が鉄甲板で前方のスノコがない事が示されているため、この模型でもそれにならってエッチングの滑り止めプレートを張り込んで全面滑り止め甲板としてみました。

 艦橋の背面は一旦分解塗装して再度組み上げる際にまとめて作ることにします。V字状の信号
ヤードもその際に調整して作ります。


 艦橋は後で各ブロック毎に分解して手すりや張り出し等を付けて塗装し、再び組み上げます。次は船体中央部の煙突や探照灯台に取り掛かりますが、これらも手を焼きそうです。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(15)
 また1週間が過ぎましたので、現状報告。



 ちょうど前回書いた照射指揮所の下まで修正が終わった所です。照射指揮所の下は戦闘艦橋で、キットにはこの窓の上下に大型の遮風柵が付きますが、1942年当時には無かった装備なので取り外します。ところが遮風柵を外すとひさしが付く上側の部分が0.5mmほど合わなく(足りなく)なります。そのため照射指揮所の部品の前面に0.5mmプラ板を貼って窓の上下を合わせています。



 下部見張所と戦闘艦橋の後部は、キットでは兵員待機所の上に機銃台と後部補強桁を付けるようになっていますが、1942年当時は兵員待機所がないためこの部分は作り直しになります。具体的にはまず下部見張り所の背面中央に海図室を作り、後部の補強桁をプラ板で作り直してその下側に同じく作り直した機銃台を付けました。



 艦橋は残りあと3ブロックになりました。この部分は最上部の防空指揮所の平面型を修正して背面の信号用ヤードを作り直すだけなので、今週中にはメドが付くと思います。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(14)
 また1週間が過ぎましたので、現状報告。



 羅針艦橋まで形になり、今はその上の下部見張所~照射指揮所でのブロックをひとまとめで処理しているところです。羅針艦橋には他に張り出しや内部の計器などがありますが、まずは艦橋全体の形を整えてから、改めて細部の調整を行うつもりです。



 このセクションでは機銃台の上に後部補強桁を立て、その間に戦闘艦橋の甲板を通して3本の支柱を通す組立になっています。しかしながら部品の合いが微妙に合わない事に加え、複雑な組み合わせにもかかわらず戦闘艦橋の位置を決めるためのガイドがないため、その位置が上手く決まりません(戦闘艦橋底と下部見張所天井の位置関係すら底のモールドの一部を削って調整しないとぴたりとはまりません)。

 加えて1942年当時は機銃台下の兵員待機所はなく、後部補強桁は羅針艦橋の天井まで伸びていて、そこと斜めの支柱との間に機銃台が付く形状になります。したがって、支柱と戦闘艦橋の位置をまず決めて固定した上で後部を作り直します。



 戦闘艦橋と2本の支柱の位置を決めました。後部の修正はこれから取り掛かります。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(13)
 前回の記事から2週間以上経過しましたので、現状報告。



 現在は艦橋の下から1/3強までほぼ形になり、羅針艦橋の修正に掛かっている所です。主な修正点は画像でエッチング板を貼っている機銃甲板の床の位置下げ、右舷下部機銃甲板直後の兵員待避所の撤去、艦橋最下段の船室の形状修正、艦橋背面の形状修正、羅針艦橋後部の信号甲板の平面修正、下部艦橋空洞部内に航海科倉庫追加、各甲板下部に三角サポート追加などです。艦橋の修正の大半はこの部分に集中しています。



 元々44年設定のキットを42年に変更するという余計な作業が入っていますが、それを加味してもなかなか手強いキットで、この艦橋回りの部品も微妙に合いが良くなく位置も完全に決まらず上下の構造物の位置関係も0.1mm程度ですが微妙にズレて段差が出来たりします。プラの材質がやや柔らかめである事も影響があるかもしれません。接着したり埋めたり削ったり剥がしたりと、ほとんど低レベルのリフォーム業者みたいな状態に陥っていました。



 このキットはブルワーク(側面のついたて)が装甲板の如くぶ厚いので片っ端から削っています。また、ブルワークと一体化した床もぶ厚く、ブルワークの外側の高さだけが縮尺通りなので内側の寸法が足りません。他はともかくこのまま機銃を付けると飛び出して見えてしまうため、機銃が付く部分のみ床を一旦切り落とし、0.15mmプラ板を底に貼り、上に1/700の滑り止めエッチング板を貼って処理しています。スケールが異なりますが、表現的には1/350の方がむしろ近いようです。



 各甲板下部の三角サポートの形状はあまり資料がないので他艦の状態を参考にしながらアレンジしています。



 艦橋下部背面の形状は組み上げると見えなくなることもあり、キットの表現はかなりアバウトです。42年は直後の兵員待機所がなくこの部分もよく見えるため、きちんと作ります。塗装の関係で全ての甲板を接着していないため、一部ここではまだ付けない表現もあります。

 ここから上は防空指揮所以外に大きく修正する所はないので、サクサクいきたいものです。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(12)
 半月近く更新が滞ってしまいました。事情で製作に当たる時間が減ったことと、船体関係の装備品の製作や調整などで時間を喰っていました。



 全体的にはさほど変わっていません。写真ではわかり辛いのですが、甲板には縁取りを入れてあります。これは手すりの接着面にもなります。



 新しいキットの割に総じて部品の合いが微妙に良くない気がします。彫刻も微妙に甘いので少し修正を入れています。
 


 実は艦首先端の部品を飛ばして紛失してしまい、泣く泣くプラ板とポリパテで作り直すハメになりました。これも時間がかかった原因です。段差のついた側面に極細の手すりを貼ってみましたが、効果があるかどうかは塗装しなければわかりません。

 船体絡みの製作は一段落付きました。これより艦橋の製作に入ります。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(11)
 更に一週間分の経過。航空機作業甲板上のモールド作りで過ぎました。



 金剛の航空機作業甲板の運搬用の軌条は、他の戦艦とは若干形状が異なるようです。はしごのエッチングの上端に0.2mm真鍮線をハンダ付けしてそれらしい形にしています。回転盤は鳥海用に買っていたライオンロアの高雄用エッチングセットから一部修正の上で流用しています(鳥海では不要部品になるので大丈夫です)。



 カタパルト(航空機射出機)は手持ちのエッチングの余りの中から、ゴールドメダルの1/350大和武蔵用のものが一番良く見えるのでこれを使っています(形式違いで大和型戦艦には使えなかったものです)。ただし、上面だけはフジミの金剛専用エッチングの部品の方が表現が良いので切り取って貼り付けています。また1/350では中身も作らないと寂しいので少し手を加えています。



 艦載機の運搬車は台車と台を別にして回転できるようにしてあります。最終的には角度を決めて固定しますが。エッチングは台車まで一体化されたものが多いのですが、金剛は3番主砲の両サイドの運搬レールに回すとき艦載機を横向きに回転して留めている姿が写真から読み取れるので、角度を変えられるようにしてあります。



 作業甲板下の撤去された副砲の復旧はこれから行います。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(10)
 更に一週間分の経過。今週は後部甲板回りのモールドの調整で過ぎました。



 航空機作業甲板もモールドが甘いので一旦削り落とします。通風口はプラ板+メッシュ、またタンクの間の天窓は表現が間違っているようなのでこれも作り直します。作業甲板上の回転板はアオシマ鳥海用に買っていたライオンロアの高雄用エッチングセットから流用(鳥海には回転板がいらないので大丈夫です)するつもりです。作業用レールは実物の写真を見ると少し背の高く足の間隔も狭い独特な形をしていたようなので、これはメッシュを切って付けることにします。







 甲板上のハッチは4つ程開けた状態にします。これはホワイトエンサインのハッチとライオンロアのラッタル(階段)のエッチングパーツを組み合わせて作ります。約2.5mm×4mmとかなり小さな部品ですが、両社のパーツ共に表現力は素晴らしいものです(組み立てはタイヘンですが)。得てして異なるメーカーの部品を組み合わせると同じ縮尺でも寸法が合わない事がありますが、幸い両社のパーツはぴたりと合います。この開状態のハッチは非常に細かく壊れやすいので、完成直前に甲板に差し込んで仕上げます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(9)
一週間分の経過。



 このキットのモールドは全体的にややダルイので、できる範囲で作り直します。まず甲板の凸モールドを全て削り落とし、設定が1942年なので増設機銃や弾薬箱を付ける穴も全て埋めます。艦首の錨鎖導板は0.15mmプラ板で作り直し、木甲板を作った後で貼り付けます。船内に入るハッチはホワイトエンサインの1/350エッチングを使いますが、艦首の3ヶ所のハッチは閉じた状態とするため基部のみプラ板で作って貼っています。



 キットは甲板、船体共にただの凸モールドになっているホースパイプも、1/350ならば実船と同じ形にしたいものです。まず船体内部の該当部分周辺をプラ板で区切って中にポリパテを詰め、艦首甲板を貼って甲板側の出口を真鍮線で作って整形し、中にポリパテを詰めます。



 ポリパテが固まったら側面の出口のベルマウスの方向に向かって穴を開けて、艦尾側に傾斜するように削り込みます。



 側面から見ると、この赤色の矢印のように穴を開けてゆきます。まだ左舷側しか開けていませんが、右舷側も同じように開けます。



 艦首と平行して艦尾甲板の航空機作業甲板下の製作にも入っています。ここには何ヶ所か通風口があり、キットはただ四角で囲っているだけの寂しい表現なので、穴を開けてメッシュを貼ります。一ヶ所内部の補強桁と干渉する部分があるため調整しています。この3本の桁ははめこみがあまり良くありません。



 他に天窓も平行して作っています。これは手持ちのエッチングの余りを切り刻んでいます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(8)
 船体の貼り合わせと修正が終わったら、船底に展示ケース固定用のナットを接着固定し、作業用の台と展示ケースの台に位置を合わせて穴を開けてビス留めできるようにしておきます。



 今回はハセガワ長門用のアクリルケースを用います。船の大きさそのものには大差がないので流用しても何の問題もありません。ハセガワのケースは市販の他のアクリルケースと比べてやや割高ですが、台座が木製なので高級感があります。

 1週間分の進捗状況。



 艦首のステップはキットのモールドを削って真鍮線で作り直し。ややオーバーモールド気味ですが船自体が大きいのでそれほど気になりません。艦首の底に張り出しているのはパラベーン操作索の取り付け金具で、キットのモールドは分厚い上にキレもないので金属板で作り直しています。



 艦尾はキットの部品のスクリューシャフトを切り落とし、1.5mm真鍮線を通してシャフトとします。こうする事によってシャフトブラケット回りの強度が高くなります。シャフトブラケットの部品は船体への取り付け板が分厚いので削って薄くしています。ブラケットの近くに並べて貼ってあるプラ板はプロペラの先端を腐食から守る保護亜鉛版で、金剛の並び方はわかりませんが、建造中の霧島の写真でこのように見えるのでそれに従って作りました。船尾にあるステップは艦首と同じく真鍮線で作り直しています。



 これで船体に関係する組立と修正がほぼ終わりました。作業台に乗せてみると船体だけでもなかなか格好良いスタイルで、高速が出そうです。
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まとめ
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