私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

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アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(3)
 1/350摩耶は砲塔の表現に手間取り製作が滞っていました。


 フライホーク社の摩耶専用エッチングセットで事足りるだろうと見てましたが、上画像左端のようにいざキットの砲塔に付けようとしたら合いません。上面も側面もキットの砲塔から浮いてしまい加えて側面はサイズも若干小さいためこれでは使えません。

 高雄型重巡の砲塔のみのエッチングはフライホークの他には無く、一時は前に鳥海で使用したホワイトエンサインのエッチングセットを砲塔パーツのみ使う事も考えましたが、タミヤの最上を製作した際に使用したライオンロアの高雄用エッチングセットのレジン砲塔が余っていたのを思い出しました。画像中央の部品ですが表現はエッチング使用とほぼ同等なのでこれを使うことにしました。しかし正面の窓の形状が異なるので正面の彫刻を防水カバー毎削ってフライホークのエッチングを調整して貼り付け、それをガイドにして窓を開け直しました。

 上画像右端が最終的に形になった2番砲塔です。砲身の防水カバーは例によってタミヤ最上の部品を複製流用し、それ以外のエッチングと金属砲身はフライホークのものです。砲塔から張り出す形で照準を付ける測距儀の窓が長方形のラッパ状に開いていますが、妙高型と高雄型の一部の艦は大戦中に(恐らく高角度の対空射撃に対応する目的で)この窓が大型化されました。これをエッチングで再現しているのはフライホークのエッチングのみのようです。


 砲塔は必要な4基分全てできました。画像奥から1番~4番砲塔になります。1番砲塔に測距儀の窓がありませんが、高雄型重巡は波浪の影響で大戦中に1番砲塔の測距儀を廃止してカバーのみが残されたとされ、他の3艦にはそれを示す写真が存在します。摩耶には直接の資料がありませんが他艦同様に廃止されたと判断しました。


 画像奥が2番砲塔、手前が3番砲塔です。最終状態の摩耶には3番砲塔上にのみ25mm単装機銃が2基付きます。弾薬箱を置いたとする資料はありませんが、無いと弾を撃ち尽くす度に砲塔を降りて取りに行くため2個置くことにしました。

 機銃員の操作の邪魔になりそうなので赤矢印で示した主砲演習用の機械の彫刻を削り落としました。元々は全ての砲塔にあった装備ですがどうも絶対に必要なものでも無かったようで、愛宕・最上・三隅・利根の大戦中の写真に撤去した姿が写っています。摩耶のマリアナ沖海戦直前の写真を見ると1番と2番砲塔上のものは残っているようですが3番は判別できず4番には明らかにありません。よって4番砲塔上の彫刻も削りました。

 摩耶の設計図面には3番砲塔上に機銃と空中線支柱が描いてありますが、この状態で空中線支柱を付けても射撃の邪魔です。写真にも写っていないため付けないことにしました(2番砲塔上の支柱は設計図面に描かれていません)。

 当分の間1/350摩耶の製作を先に進めます。10月中は各種兵器装備品の製作に掛かり特に障害になりそうな部品もないのでブログの更新も今後は週1回ペースで行います。

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まとめ
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