私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

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ピットロード1/700工作艦「明石」(1939)の製作
前回の瑞鳳の記事を上げて間もなく、外板表現ありの船をしばらく作っていなかったので、表現の確認用に上部構造があまり複雑でないものを2週間程で作ろうと考えて手を付けました。しかしながら資料を検討すると足りない部品や表現の見劣りする部分があり結局1ヶ月近く掛かってしまいました。

手間がかかったついでに航空母艦ではあまり使用しない用具箱のエッチングや吸気口の金属部品も多数使ってみました。太平洋戦争中の変化がよくわからなかったので全体の写真が残っている1939年完成時の状態としました。ただし工作艦ということで船体の汚しはやや強めに施しました。
  
ピットロードのキットです。
基本はゴールドメダルの専用エッチングセットを使用
船体外側の外板表現を再現し舷窓も付け替えました
艦首形状がやや甘かったので修正しました
甲板と一体化していた吸気口を削ってフライホークの金属部品を付けました
艦橋の窓を開けて窓枠を付けました
一部の装備品はレインボーモデルのエッチング他各社部品から流用自作しました

工作艦とは言葉の通り損傷した艦艇の修理を最前線の近くで行うことを目的とした動く修理基地で、明石には当時最新式の工作機械が装備されていました。性能は極めて高く連合艦隊の年間の修理量の4割をこの艦一隻でまかなう事が可能だったといいます。艦内に各種の工場を設けていたため船体が高く、また甲板上にも大型のクレーンが装備されていました。

明石は太平洋戦争の開戦後にトラック島に進出し、ソロモン方面で損傷後退してきた艦の修理に当たりました。昭和19年2月のトラック大空襲で損傷し後退したパラオ島で再び空襲を受けて大破着底し生涯を終えました。この艦を失ったことによって日本海軍は南太平洋方面での広範囲な作戦行動が困難になり、戦局が著しく不利に傾いてゆきました。

改めて写真を撮ってヤフーボックスに追加します。
瑞鳳の製作は前回の記事の状態からほとんど変わっていません。外板表現の確認ができたので以降製作に戻ります。1/350摩耶と合わせて経過説明は近日中に書きます。

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まとめ
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