私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

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ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(24)
今週の進捗状況です。


実艦の設計図面の複写図には右舷後部機銃座の艦尾の端の支柱にこのようなサポートが描かれているのでそれに従って付け足しました。判断に困ったのは白く見えているサポートらしきもので、上左端画像のように支柱からややはみだした形で描かれています。他の装備との位置関係から奥までは入り込んでいないようで、支柱中間から真上にやや太目のサポートがあったと判断してそのように付けました。

大改装後の赤城を後ろから撮影した鮮明な写真はどうも無いらしく、斜め前から撮った写真はちょうど機銃台の影が重なって構造がよくわかりません。白いサポートの真上は右舷後部の起倒式アンテナが付く所で、(21)回目の記事に書きましたが左舷前部のアンテナの張り出しにごっついサポートがあるということは、非常に力の掛かる部分だったとも思われるのでこの程度の補強があったとしてもおかしくはないだろうと判断しました。


右舷側の艦載艇格納所に13m運貨艇と12m内火艇を取り付けました。


次は艦尾の艦載艇の取り付けでしたが、予定を変更して前部エレベーターと格納庫を作ります。キットのエレベーターは一段だけ下げられますが、上の画像のようにただの箱で奥行きが全くありません。それでここまでエレベータは全て上げた状態で作る予定でしたが、飛行甲板を乗せてみるとどうも変化に乏しい感じがしたので前部だけ下げた形にして格納庫も一部作ることにしました。


白矢印の位置にあった隔壁2本をノコギリで切り離し空間を開けました。


空間にはめ込むエレベータと格納庫をプラ板で作りました。格納庫にはもう少し奥行きが欲しかったのですが、あれ以上船体の内部隔壁を取り除くと強度に不安が出てくるので仕方ありません。

航空母艦のエレベーターはビル等の一般的なエレベーターと基本構造は同じで、屋上にあるウインチが床下にあり、滑車などを使ってワイヤーを飛行甲板の縁近くまで上げて下に降ろし床面を上下させます。床面のガイドレールに挟まれる形でバランスを取るおもりが並んでいます。赤城固有の資料はないので他艦の図面と写真を参考にして作りました。


格納庫に入れる艦載機を作りました。零戦×2、99艦爆×2、97艦攻×1で、格納状態なので翼を折り畳み、レインボーモデルの艦載機用エッチングで細部を追加しました。このエッチングは1/350の大きさながら風防枠はもちろんのこと、バスタブ式のコックピットにシートベルト付きの座席、爆撃機の照準器や旋回機銃までセットされたいかれたいかしたセットです。コックピットと座席はキットに四角の穴を開けて組み込みます。風防枠の取り付けなど良く考えられていて工作そのものは特に難しいところはありませんが、吹けば飛ぶよな部品だらけでまた目薬差しまくりでした。艦載機は飛行甲板上にあと21機作る予定ですが、たった5機でクタクタで先が思いやられます。

日本海軍の戦闘機や爆撃機のグレーは以前は普通の灰色でしたが、最近は灰緑色とする説が増えているようです。昔は青味がかった灰色だったタミヤカラーの明灰白色もくすんだ緑に近い色に変わりました。しかしそれらの色は1/32や1/48の飛行機用に調整されているのか、1/350以下の小さい飛行機に塗ると緑が強く出て少し違和感を感じます。前回の製作まではそのまま塗っていましたが今回は飛行機の数が多いので、ライトグレーに青と黄を混ぜて緑の要素を少し弱めた専用色を調合しました。

今週はここまで。来週は格納庫の塗装と艦載機を組み込んで艦尾の艦載艇の取り付けに進みます。

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まとめ
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