私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(2)
月も終わるので現状を報告します。


右舷側の前半部の製作がほぼ終わりました。各張り出しと艦首側(画像右側)の通路などがフライホークのエッチング、手すりと階段、煙突周りとその下の通路がフジミのエッチングの部品です。


下側はこのようになっています。通路や張り出しをつなぐ階段、画像中央の台形に突き出している水面見張所の左右の通路などが足りないので追加しました。


煙突の下の通路はフジミのエッチングを調整して付けました。ここの手すりの有無ははっきりしませんが、艦首側に合わせて付けませんでした。煙突本体は塗装の関係でまだ接着していません。

煙突の両側に付いている白い棒は海水シャワーの配管でキットには表現されていないので追加しました。煙突の排煙は熱を持っているので煙突本体を下側に向けても暖かい空気が上に上って気流が乱れ航空機の離着陸の障害になります。これを防止するために排煙に海水を掛けて温度を下げるための装置で、日本海軍独自の仕様です。

来月は右舷後部→飛行甲板→各種装備品→艦載機の順番で製作を進めます。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(1)
次はアオシマの蒼龍を真珠湾攻撃の設定で作ります。
船体がまだ全てできていませんが、11月も2/3過ぎたので現状を報告します。


日本の航空母艦は資料がある艦はそれなりにあり、無い艦は本当に全くといっていいほどありません。蒼龍は無い方の艦で残っているのはわずかな写真とおおまかな内部区画を示した図面くらいなので、細部は準同型艦の飛龍その他航空母艦から組み立てます。比較的新しいキットで特徴がよく表現されているので大きく手を入れるところはありません。本体のエッチングはフライホークのセット(本体+飛行甲板)とフジミの蒼龍用から適時選択して使います。


船体はまずエッチングの部品と取り替える通路など削りました。取り替えない張り出しも厚みがあるので裏から削って薄くしました。高射砲台座の補強材の内側が埋まっていたので開けました。外板表現を加え舷外電路も飛龍を参考にしてエッチングを貼りました。

飛行甲板はフライホークのエッチングを使いますが、キットの部品よりも厚みが薄いのでその分船体を0.5mm程かさ上げしました。かさ上げ用の部品はフライホークの中にも入っていますが形状が合わないのでプラ棒を上端の縁に沿って貼りました。


船体の製作は左舷側が終わりこれから右舷側に向かいます。前後の甲板と高射砲や機銃台座がフライホークで手すりや階段にフジミのエッチングを使いました。艦首の通路に手すりがありませんが、ここは完成直後に撮られた写真が残っていて本当にありません。海が激しく荒れて揺れる状態で渡るのは自殺行為に見えますし、後から建造された艦には手すりがついているので追加されたんじゃないかとも思えますが確証かないからそのままにしました。
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まとめ