私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(15)
今週の進捗状況です。

 
前部マストの製作に手間取り煙突回りを片付けた所までで、マストは真鍮線とフライホークの専用エッチングの組み合わせで作りました。マストの中段にある部屋は電探室で、設計図面や写真などを見るとキットの部品より大型化していたようなのでプラ材で作り直しました。13号や21号電探も作りましたが繊細に過ぎる部品なので最後に取り付けます。後部マストは調整の関係で後部艦橋を船体に固定した後で作ります。

煙突周辺には配管がありますが、塗装の邪魔になるので取り付け位置だけを調整して塗装後に接着します。

来週は艦橋に細かい表現を加えます。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(14)
今週の進捗状況です。


艦橋の大体の形を作りました。


前回の記事の最後に述べた増設機銃座の上の見張り台の構造ですが、設計図面上では左の画像の赤矢印のように左右両側に同じものが描かれています。しかしながらこの近辺は部分的に実艦の写真が残っていて、それに近い角度で模型を撮影すると中央の写真の赤矢印で示したように見張り台が写るはずです。ところが実際の写真では右の写真で示すように左右両方共に全く写ってなく奥の見張り装置が根元まで見えています。見張り台のついたてが手すりの可能性や形状などいろいろ考えてみましたが、見張り台そのものが左右共に存在しなかったと判断して取り除きました。


キットの防空指揮所①は極端な上げ底で人が立つと転げ落ちてしまいそうだったので、一旦底の部分を削り落としプラ板で屋根の構造を作り直しました。後方の発射指揮所の壁②がキットは欠けていたのでプラ板で継ぎ足しました。


主砲指揮所の両脇に付く22号電探用の張り出しがキットに無いので付け加えました。設計図面には取り付け位置だけが示されていますが、写真やより詳しい構造図が残っていないのでどういう支持構造だったかは想像するしかありません。


艦橋のてっぺんにも見張り台があります。鳥海を作ったときはキットの表現のままとしましたがここも上げ底の感じで人が立つと転がり落ちてしまいそうです。この部分の詳しい構造は判らなかったので、見張り台の床を屋根の天蓋の位置ではなく、一旦削った上でプラ板を貼り屋根の底の位置を床としてメリハリを付けさせました。また通風筒②が省略されていたのでプラ材などで加えました。天蓋の滑り止めと手すりはフライホークの専用エッチングの部品です。

来週は前マストを製作し1番煙突の残りと艦橋の細かい表現を加えます。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(13)
今週の進捗状況です。

  
第一煙突の背後に林立する缶室への自然吸気筒を作りました。キットは上に伸びている2本以外全て省略されています。中央の写真に示したようにこの吸気筒が立っている関係で機銃台の中央部分が一段高い構造になっています。機銃台を付けると右側の写真のようにあまり見えなくなってしまいますが設計図面に従って作りました。第一煙突はまだ全ての部品を付けていません。艦橋下部と前部マストを作った後で残りの作業を行います。

 
第二煙突を作りました。キットのハンドレールの彫刻を削って真鍮線に替え、てっぺんの穴を開けて整流板を入れました。てっぺんの覆いはフライホークのエッチングセットの部品が寸法が合わなかったので真鍮材と真鍮線で作り直しました。

 
製作は艦橋下部に入っています。左側の画像で中央手前に張り出している高射砲指揮装置の台座の位置がややずれているので修正しました。その左側の構造も大改装前の仕様が混ざっているので削ったり足したりしました。前方の増設機銃座はフライホークのエッチングです。

増設機銃座の上の見張り台の構造はキットは左右共に同じ(右画像向かって右側の構造)で設計図面でもそう描かれていますが、部分的に残っている写真を見るとどうも片側の構造が違うようです。ちょっとこの画像では説明し辛いので艦橋が全てできた後に改めて書きます。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(12)
皆様新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

今週の進捗状況です。


正月で行事などが立て込んだ事もあってあまり進みませんでした。1番煙突のハンドレールの彫刻を削って真鍮線に替え、煙突のてっぺんに穴を開けて整流板を付け、煙突下の大型吸気口の表現をメッシュに替えました。

 
摩耶の設計図面上では大型吸気口の間の甲板上に天窓があります。覗き込まないと見えない所ですが一応部品を作りました。


煙突の下部支柱と前部マストの台を兼ねた構造物はフライホークの摩耶専用エッチングセットの部品ですが、そのままではやや前方に付きすぎてしまうので一部調整してキットの部品と同じ位置に付くようにしました。オリジナルは吹き抜けですが、設計図面は倉庫になっているようなのでプラ板でふさいでドアを付けました。
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まとめ