私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(6)
今週の進捗状況です。


2段になっているのは高射砲の弾薬箱です。摩耶の設計図面に2段式と描かれていて詳細な仕様はわかりませんが、大体こんな形だろうと捉えプラ棒やエッチングの余りを組み合わせて作りました。右端に2個あるのは高射砲の揚弾筒(艦内から甲板上に弾薬を送り出す供給筒)の砲弾取り出し口です。たぶん完成後は機銃台の下になって見えなくなる装備品ですが一応作りました。


魚雷発射管はハセガワの艦船装備セットBの部品を使いましたが、摩耶については2基分で発射管の両側の張り出しが左右逆になるので削ってプラ板で付け替えました。本来であれば画像下側の発射管の奥の張り出しも台形に拡張すべきですが、船の内側に入って見えなくなる部分なので工作は省略しました。奥の予備魚雷はアオシマのキットの部品のままです。

 
艦載機で零式三座水偵を2機作り、レインボーモデルのエッチングを一部使用しました。組立は完全に終わっていませんがこのあと国籍マークなど貼ってプロペラを付けます。右側の機は翼を折り畳んだ状態にします。後方の翼やフロートは予備用の機材で格納所は船本体との関係で後で作ります。

部品はタミヤの最上の余りと大和から拝借しました。摩耶の艦載機はマリアナ沖海戦当時2機搭載していて内1機を偵察中に失いました。その後に補給が行われた事を示す記録が残っていないのでレイテ沖海戦当時に1機しか積んでいなかったとする資料もありますが、同じようにマリアナで喪失機を出し補給の記録がない高雄や妙高がレイテの戦闘報告書や日誌で2機搭載と明記されているので、摩耶も同じように補給を受けて2機搭載されたのだろうと考えました。それと1機だけでは模型的にどうにも格好が付かないという見栄え上の理由もあります。

  
艦載機を発進させるカタパルトはフライホークの摩耶用エッチングセットの中に含まれていてパッと見非常に細かく表現されていましたが、実際に組んでみると長さは合っているものの幅と高さが若干大き目で側面の形もいま一つイメージに合いません。幸い鳥海を作った時に使用したホワイトエンサインのエッチングセットの余った部品の中にカタパルトが1組残っていたので代わりにこれを使うことにしました。上の左端画像の手前がホワイトエンサインの部品、奥がフライホークです。艦載機の架台や運搬台車もフライホークは大き目のため余った部品の中から揃えました。

主な装備品はこれで大体作れました。舷梯などは船体と合わせるために後で作ります。今週からは船体の製作に入ります。

都合で次回更新は1週飛んで11月22日以降の予定です。

アオシマ1/350「摩耶」(1944)の製作(5)
今週の進捗状況です。

  
艦載艇を作りました。上左端画像の右から11m内火艇、12m内火ランチ、9mカッター各2隻ずつで、内火ランチはタミヤの部品、他はハセガワの部品を使いました。日本の重巡はもう少し種類と数があったはずですが、摩耶の設計図面にはこれだけしか描かれていません。船本体に載せるとき内火ランチの上に内火艇が乗るため、内火ランチの幌は作っていません。


摩耶の設計図面には艦尾に爆雷投下軌条が描かれているので、ハセガワの艦船装備セットBの部品(上画像左奥)を2つ繋げて作りました。右奥は手動式の投下台でこれは部品のままです。レイテ沖海戦の頃は戦艦空母や巡洋艦といった大型の艦艇にも何らかの爆雷装備が付けられていたようです。


天窓や各種甲板ハッチなど作りました。天窓は目立つ部品の割になぜかどこからもエッチングが出てなく色々な部品を寄せ集めて作りました。大小それぞれ丸窓があるタイプと無いタイプ、開いているタイプと閉じているタイプで変化を付けました。画像手前左は雑用のハッチ、右は乗員の出入り口のハッチです。出入り口は開いた状態も作り後で甲板に直接工作します。

作る装備品はまだあります。今週も作業を続けます。
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まとめ