私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(25)
今週の進捗状況です。


格納庫を塗装して艦載機を組み込みました。画像は左が艦首側です。画像下の二段目床面の左上にある部屋は揚爆弾筒といい、艦底の弾薬庫から爆弾や魚雷を出し入れする装置がありました。これは下の格納庫までしかなく、上の格納庫にはエレベーターを使って運搬していたようで、直接エレベーターに運び込めるようにレールが敷かれていました。

 
艦尾甲板に艦載艇を設置して手すりを張りました。
 

飛行甲板の裏側を塗装しました。
写真はありませんが、他に舷窓や全体のスミ入れまで終わりました。これで船体に係わる作業が終わりました。

今週はここまで。来週は飛行甲板を接着して艦橋を製作します。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(24)
今週の進捗状況です。


実艦の設計図面の複写図には右舷後部機銃座の艦尾の端の支柱にこのようなサポートが描かれているのでそれに従って付け足しました。判断に困ったのは白く見えているサポートらしきもので、上左端画像のように支柱からややはみだした形で描かれています。他の装備との位置関係から奥までは入り込んでいないようで、支柱中間から真上にやや太目のサポートがあったと判断してそのように付けました。

大改装後の赤城を後ろから撮影した鮮明な写真はどうも無いらしく、斜め前から撮った写真はちょうど機銃台の影が重なって構造がよくわかりません。白いサポートの真上は右舷後部の起倒式アンテナが付く所で、(21)回目の記事に書きましたが左舷前部のアンテナの張り出しにごっついサポートがあるということは、非常に力の掛かる部分だったとも思われるのでこの程度の補強があったとしてもおかしくはないだろうと判断しました。


右舷側の艦載艇格納所に13m運貨艇と12m内火艇を取り付けました。


次は艦尾の艦載艇の取り付けでしたが、予定を変更して前部エレベーターと格納庫を作ります。キットのエレベーターは一段だけ下げられますが、上の画像のようにただの箱で奥行きが全くありません。それでここまでエレベータは全て上げた状態で作る予定でしたが、飛行甲板を乗せてみるとどうも変化に乏しい感じがしたので前部だけ下げた形にして格納庫も一部作ることにしました。


白矢印の位置にあった隔壁2本をノコギリで切り離し空間を開けました。


空間にはめ込むエレベータと格納庫をプラ板で作りました。格納庫にはもう少し奥行きが欲しかったのですが、あれ以上船体の内部隔壁を取り除くと強度に不安が出てくるので仕方ありません。

航空母艦のエレベーターはビル等の一般的なエレベーターと基本構造は同じで、屋上にあるウインチが床下にあり、滑車などを使ってワイヤーを飛行甲板の縁近くまで上げて下に降ろし床面を上下させます。床面のガイドレールに挟まれる形でバランスを取るおもりが並んでいます。赤城固有の資料はないので他艦の図面と写真を参考にして作りました。


格納庫に入れる艦載機を作りました。零戦×2、99艦爆×2、97艦攻×1で、格納状態なので翼を折り畳み、レインボーモデルの艦載機用エッチングで細部を追加しました。このエッチングは1/350の大きさながら風防枠はもちろんのこと、バスタブ式のコックピットにシートベルト付きの座席、爆撃機の照準器や旋回機銃までセットされたいかれたいかしたセットです。コックピットと座席はキットに四角の穴を開けて組み込みます。風防枠の取り付けなど良く考えられていて工作そのものは特に難しいところはありませんが、吹けば飛ぶよな部品だらけでまた目薬差しまくりでした。艦載機は飛行甲板上にあと21機作る予定ですが、たった5機でクタクタで先が思いやられます。

日本海軍の戦闘機や爆撃機のグレーは以前は普通の灰色でしたが、最近は灰緑色とする説が増えているようです。昔は青味がかった灰色だったタミヤカラーの明灰白色もくすんだ緑に近い色に変わりました。しかしそれらの色は1/32や1/48の飛行機用に調整されているのか、1/350以下の小さい飛行機に塗ると緑が強く出て少し違和感を感じます。前回の製作まではそのまま塗っていましたが今回は飛行機の数が多いので、ライトグレーに青と黄を混ぜて緑の要素を少し弱めた専用色を調合しました。

今週はここまで。来週は格納庫の塗装と艦載機を組み込んで艦尾の艦載艇の取り付けに進みます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(23)
今週の進捗状況です。


右舷側後部の作業中でほとんど出来ていますがまだ若干作業が残っています。


高射砲の台座付近で、この周辺はほとんどキットのままです。変化を付けるために二ヶ所ドアを開けました。


後部機銃台で、弾薬箱はベテランモデルのエッチングを使い蓋を開けたものと閉めたものの2種類を付けました。機銃甲板の高さが船内の甲板よりも高い位置にあるため、船内への入口周辺に段差が付いています。


下側を見上げたところで、高射砲台座の窓状の支持材の穴が開いていなかったので開けて内側の支柱を追加しました。機銃台の支柱に2本のH型の雑用煙突が付いています。右側は鍛冶工場用、左側は焼却炉用です。キットの組立はここまでですが、どうも機銃台の支柱周辺はもう少し構造が複雑にできているようです。

今週はここまで。来週は今週の作業の残りを済ませて艦尾に艦載艇を設置し手すり等を付けます。それで船体側面の作業が一段落するので船体各部にスミ入れを行います。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(22)
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年もできるだけ多く作れたらと思っております。
よろしくお願い申し上げます。

今週の進捗状況です。

  
左舷前部の張り出しと煙突の据え付けまで進みました。各張り出しのうち底に三角形のサポートが付くものはエッチングの穴開き三角板に替え、またブルワークの内側にも三角板を追加しました。赤城の右舷側は設計図面の複写図が残っているので左舷ほど悩む要素はありません。

 
上右側の画像は上が機銃台座、下右が20cm主砲の射撃指揮所、左が高射砲の指揮所です。機銃台座の奥側に6個並んでいるのは機銃の弾薬箱でライオンロアのエッチングを使用しました。煙突の黒の塗り分けが一部曖昧な部分がありますが、これは次回までに修正します。

今週はここまで。来週は引き続き右舷側後部を製作します。
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まとめ