私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(11)
 更に一週間分の経過。航空機作業甲板上のモールド作りで過ぎました。



 金剛の航空機作業甲板の運搬用の軌条は、他の戦艦とは若干形状が異なるようです。はしごのエッチングの上端に0.2mm真鍮線をハンダ付けしてそれらしい形にしています。回転盤は鳥海用に買っていたライオンロアの高雄用エッチングセットから一部修正の上で流用しています(鳥海では不要部品になるので大丈夫です)。



 カタパルト(航空機射出機)は手持ちのエッチングの余りの中から、ゴールドメダルの1/350大和武蔵用のものが一番良く見えるのでこれを使っています(形式違いで大和型戦艦には使えなかったものです)。ただし、上面だけはフジミの金剛専用エッチングの部品の方が表現が良いので切り取って貼り付けています。また1/350では中身も作らないと寂しいので少し手を加えています。



 艦載機の運搬車は台車と台を別にして回転できるようにしてあります。最終的には角度を決めて固定しますが。エッチングは台車まで一体化されたものが多いのですが、金剛は3番主砲の両サイドの運搬レールに回すとき艦載機を横向きに回転して留めている姿が写真から読み取れるので、角度を変えられるようにしてあります。



 作業甲板下の撤去された副砲の復旧はこれから行います。
スポンサーサイト

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(10)
 更に一週間分の経過。今週は後部甲板回りのモールドの調整で過ぎました。



 航空機作業甲板もモールドが甘いので一旦削り落とします。通風口はプラ板+メッシュ、またタンクの間の天窓は表現が間違っているようなのでこれも作り直します。作業甲板上の回転板はアオシマ鳥海用に買っていたライオンロアの高雄用エッチングセットから流用(鳥海には回転板がいらないので大丈夫です)するつもりです。作業用レールは実物の写真を見ると少し背の高く足の間隔も狭い独特な形をしていたようなので、これはメッシュを切って付けることにします。







 甲板上のハッチは4つ程開けた状態にします。これはホワイトエンサインのハッチとライオンロアのラッタル(階段)のエッチングパーツを組み合わせて作ります。約2.5mm×4mmとかなり小さな部品ですが、両社のパーツ共に表現力は素晴らしいものです(組み立てはタイヘンですが)。得てして異なるメーカーの部品を組み合わせると同じ縮尺でも寸法が合わない事がありますが、幸い両社のパーツはぴたりと合います。この開状態のハッチは非常に細かく壊れやすいので、完成直前に甲板に差し込んで仕上げます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(9)
一週間分の経過。



 このキットのモールドは全体的にややダルイので、できる範囲で作り直します。まず甲板の凸モールドを全て削り落とし、設定が1942年なので増設機銃や弾薬箱を付ける穴も全て埋めます。艦首の錨鎖導板は0.15mmプラ板で作り直し、木甲板を作った後で貼り付けます。船内に入るハッチはホワイトエンサインの1/350エッチングを使いますが、艦首の3ヶ所のハッチは閉じた状態とするため基部のみプラ板で作って貼っています。



 キットは甲板、船体共にただの凸モールドになっているホースパイプも、1/350ならば実船と同じ形にしたいものです。まず船体内部の該当部分周辺をプラ板で区切って中にポリパテを詰め、艦首甲板を貼って甲板側の出口を真鍮線で作って整形し、中にポリパテを詰めます。



 ポリパテが固まったら側面の出口のベルマウスの方向に向かって穴を開けて、艦尾側に傾斜するように削り込みます。



 側面から見ると、この赤色の矢印のように穴を開けてゆきます。まだ左舷側しか開けていませんが、右舷側も同じように開けます。



 艦首と平行して艦尾甲板の航空機作業甲板下の製作にも入っています。ここには何ヶ所か通風口があり、キットはただ四角で囲っているだけの寂しい表現なので、穴を開けてメッシュを貼ります。一ヶ所内部の補強桁と干渉する部分があるため調整しています。この3本の桁ははめこみがあまり良くありません。



 他に天窓も平行して作っています。これは手持ちのエッチングの余りを切り刻んでいます。

フジミ1/350戦艦「金剛」(1944→42)の製作(8)
 船体の貼り合わせと修正が終わったら、船底に展示ケース固定用のナットを接着固定し、作業用の台と展示ケースの台に位置を合わせて穴を開けてビス留めできるようにしておきます。



 今回はハセガワ長門用のアクリルケースを用います。船の大きさそのものには大差がないので流用しても何の問題もありません。ハセガワのケースは市販の他のアクリルケースと比べてやや割高ですが、台座が木製なので高級感があります。

 1週間分の進捗状況。



 艦首のステップはキットのモールドを削って真鍮線で作り直し。ややオーバーモールド気味ですが船自体が大きいのでそれほど気になりません。艦首の底に張り出しているのはパラベーン操作索の取り付け金具で、キットのモールドは分厚い上にキレもないので金属板で作り直しています。



 艦尾はキットの部品のスクリューシャフトを切り落とし、1.5mm真鍮線を通してシャフトとします。こうする事によってシャフトブラケット回りの強度が高くなります。シャフトブラケットの部品は船体への取り付け板が分厚いので削って薄くしています。ブラケットの近くに並べて貼ってあるプラ板はプロペラの先端を腐食から守る保護亜鉛版で、金剛の並び方はわかりませんが、建造中の霧島の写真でこのように見えるのでそれに従って作りました。船尾にあるステップは艦首と同じく真鍮線で作り直しています。



 これで船体に関係する組立と修正がほぼ終わりました。作業台に乗せてみると船体だけでもなかなか格好良いスタイルで、高速が出そうです。
Copyright © 桜華工房 作業日報. all rights reserved.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。