私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

1/700水上機母艦「千代田」(10)
完成写真をここに載せています。

1/700水上機母艦「千代田」(9)





当初の予定より1ヶ月遅れで、やっと完成しました。
あと展示ケースを手直しして完了です。

1/700水上機母艦「千代田」(8)


 艦載機の製作に予想外に手間取り、まだ完成に至っていません。



 時期設定は一応昭和17年夏頃です。千代田の艦載機の構成はよくわかりませんが、開戦前に甲標的母艦に改造された後水上機の定数を半分に減らされたらしく、同型艦の千歳の定数が二座水偵×16、三座水偵×4であることから、この半分で零式観測機×8、零式三座水上偵察機×2としました。塗装は上面が濃緑色の後期塗装ですが、黄橙色の敵味方識別帯はこの時期の特設水上機母艦君川丸の搭載機に付いていないことから、この模型もそれにならって付けていません。

1/700水上機母艦「千代田」(7)
 船体はほぼ出来上がり。あと艦載艇6隻と艦載機を10機作って外周に手すりを張れば終わりです。残り1週間~10日ぐらいで上がりそうです。



 アオシマの古い時代のキットは、部品の印象が良くなく敬遠する人が多いそうですが、(本当にどうしようもないものもありますが)デッサン的に特徴を良く捉えているキットも多く、モールドを直したり足したりしながら組み立てるとタミヤやピットロードにも見劣りしないものになります。



 見れば見るほど不思議な形をした軍艦。中央のテーブル状の構造物の屋根が航空母艦に改造するときの飛行甲板の位置だそうで、他から発進した艦上機の緊急着陸用としても使えるようにテーブルみたいな形になってました。また、多数の甲標的や水上機を扱うために大型のデリックがたくさん付いているのも面白いです。



 テーブルの前側の足元にある部品は、キットはタンクのような形ですが、写真では大型の通風口のようにしか見えないので、そのように作り替えました。ここにはテーブルの屋根に向かう階段の踊り場があります。また煙突近くの甲板の縁にある円形のものは前部カタパルトがあった跡です。これは甲標的母艦への改造で取り外されました。

1/700水上機母艦「千代田」(6)








風邪が長引いて制作が遅れました
主要構造物はほぼ出来上がり、そろそろ塗装に入ります。

1/700水上機母艦「千代田」(5)




船体の修正が終わりました。まだ中央部の大きな構造物が残っています。

1/700水上機母艦「千代田」(4)


船体中央の甲標的積込口ハッチは観音開きだった事まではわかりますが、水上機運搬軌条との関係は資料がなくよくわかりません。積込口後部の運搬軌条が一段高くなっている点に着目し、右舷側のハッチ上の軌条を三列として、開閉どちらでも軌条が使えるという解釈としました。

そもそもこの軌条は前部のカタパルトから水上機を発進させるためにあったものと思われ、甲標的母艦に改造された時に前部カタパルトが廃止されていますから、この軌条のデザインも大きく変わっていた可能性が考えられます。しかしながら、それがわかる資料は皆無なので、改造前の写真や図面にならって作っています。

1/700水上機母艦「千代田」(3)


千代田の艦尾は特殊潜航艇の射出口になっていたと云われています。
この部分は写真資料がないので、側面図から捕鯨母船の船尾をイメージして作っています。


射出のイメージ。実際はそりに載せて射出していたそうです。

1/700水上機母艦「千代田」(2)




アオシマの古いキットなので、切ったり貼ったり少し時間がかかっています。

1/700水上機母艦「千代田」(1)




一部資材調達の遅れにより、次の製作が12月中旬から下旬にずれ込む見通しで少し間が空くため、小スケールの軍艦を1隻作ることにしました。
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まとめ