私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(36)
製作がやっと終了しました。

 
赤城は加賀と並んで日本が初めて建造した大型主力空母でした。巡洋戦艦の流麗な船体に三段分の格納庫が乗った巨大なシルエットが特徴で、最初は三段甲板式で完成し後に一段甲板に改造され試行錯誤的な要素も強かった軍艦でした。太平洋戦争では南雲機動部隊の旗艦で日本海軍の代表的な軍艦でした。模型は1941年開戦時頃の状態です。

  
ハセガワのキットです。

基本はハセガワ純正専用エッチングセットABCスーパーを使用
主砲と高射砲の砲身はFUKUYAの金属部品を使用
主砲砲身の防水カバーはタミヤ最上の部品を型取り複製し使用
艦載機の風防枠等はレインボーモデルのエッチング
双眼鏡やウインチ・探照灯はベテランモデルの部品
船体下側の手すりはタミヤのハンドレールセット
細かい装備品はレインボーモデルのエッチング他各社部品から流用
他から流用できない部品はできる限り修正しました
甲板は全て塗装で表現しました

艦底の給排水口は赤城個別の資料が入手できなかったため、明細が残っている空母飛龍と内部構造を比較した上で推測で表現しました。

艦載機の機体番号はいずれも真珠湾攻撃に参加したと考えられている番号を設定し、爆弾や魚雷もその番号機が搭載したものを付けました。しかしながら全ての番号は判っていないので、模型は特定の攻撃隊の再現ではなく開戦時頃の状態とするに留めました。

前作の鳥海は体力的に疲れましたが、この赤城は精神的に参りました。キットの中身は優れているものの航空母艦の模型を作るのは子供の頃以来で技術的にクリアすべき所が多く、終盤は切れた気持ちのネジをひたすら巻き続けながらの製作でした。技術的な課題はかなり解消し立派な艦が組み上がりました。

いつものように改めて写真を撮って来週中頃くらいにヤフーボックスに追加します。
以後は1/350摩耶と1/700の空母を平行で作ります。3~4週間後の開始予定です。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(35)
今週の進捗状況です。


赤城の製作はほぼ終わっていますが、ぎりぎり足りるだろうと見ていた張り線用の糸が底をついてしまいメインマストの張り線で作業が止まってしまいました。入荷待ちですがたぶん来週中には入ってくるでしょう。


艦尾周辺です。旗竿は張り線が無いのでキットの部品をそのまま使いました。ここには最後に舷梯とスクリューガードを付けます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(34)
今週の進捗状況です。

  
カメラを替えて半年以上過ぎました。相変わらずホワイトバランスが滅茶苦茶で近くの立体も綺麗に撮れません。そこでカメラ屋に行って「近くのものがもっと綺麗に撮れるレンズ」を買いました。今回の記事からそれを使っていますが、前よりは近くの物体がより引き締まって写る気がします。


今週は全体の装備品の設置に明け暮れました。上の画像は右舷前方の機銃座の周辺です。機銃座の下からの張り出しで画像の右側(艦首側)のものは主砲射撃指揮所、左側(艦尾側)は高射砲の指揮所です。赤城には20cm主砲が6門装備されているので、それを指揮する場所と観測機器が巡洋艦や戦艦並にあります。機銃座の前から数えて1番目と2番目の機銃の間にあるのは羅針儀(コンパス)、2番と3番目の間にあるのは機銃の射撃指揮装置です。

機銃はフライホークの25mm連装機銃エッチングの架台部分にキットの機銃銃身を組み合わせて作りました。ベテランモデルの部品も検討しましたが、全体の形はより正しいのでしょうがこのような大型艦に載せるとやや貧弱な印象も受けたので若干誇張気味の部品でバランスを取りました。それ以外の観測機器や指揮装置等の多くはベテランモデルの部品を使いました。

飛行甲板の縁に接する形で囲いがあります。これは甲板作業員の待機所でキットの機銃座には位置が彫刻されているだけで肝心の部品がありません。形状がわかる資料がないので他艦の写真や映像を参考にして余りのエッチング部品を組み合わせて作りました。


甲板上のメインマストは主脚とヤードを真鍮線で作り替え、斜めの支柱はキットの部品を使いました。

製作も最終段階に入ってきました。来週中か遅くとも今月半ば頃には終わりそうです。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(33)
今週の進捗状況です。


先週塗装した飛行甲板の後端に飛行機を留める金具を塗装で表現しました。


先週製作した飛行機滑走制止柵にワイヤーを追加しました。画像左側はキットのエッチングパーツですが、右側は新しく作ったので外国艦用三段手摺りの一段を切り外し中の棒も間引いたものをワイヤーとしました。右側に縦に引かれている細い白線は中に赤線を引いてからエナメルの黒で汚しておきます。


後部の制止索と艦載機を停止させるためのワイヤーをそれざれ貼りました。飛行甲板の白ラインは木甲板部はエナメルの黒で汚しましたが、エレベーターと後部の鉄甲板のラインはわざと汚さずにそのまま残しました。白の見え方の違いで下の材質が違うことを更に際立たせたつもりです。


航空母艦は沢山の飛行機を載せるので、飛行機のエンジンを調整したり故障を修理する工場と調整中のエンジンを試運転させる場所が設けられています。騒音に加えて排気もあるのでエンジンの試運転場は換気が良い外側にあり、赤城は左舷後部機銃座の下の張り出しがその場所です。キットには特に部品がないので余りのエッチングとプラ材で運搬台車と航空エンジンを作って取り付けました。


飛行甲板脇の待避所から下の通路に降りる階段を作って取り付けました。キットは階段のプラパーツにエッチングの側面パーツを取り付ける表現ですが、それでは実感がないので汎用の階段エッチングの手すり部分を切り離してキットの側面パーツを貼り付けて表現しました。


赤城の設計図面には儀礼用の6cm礼砲が描かれています。上画像の奥がキットの部品でこういう形の礼砲もあったようですが、設計図面に描かれている砲は明らかに形が違います。そのためピットロードの1/700旧艦船装備セット2の3年式14cm単装砲の背を縮め砲身を0.5mm真鍮線で作り替えて高角砲や機銃とバランスを取りました。

3月中の完成を目指しましたが製作終盤になってもなかなか気持ちのエンジンが掛かりません。ここから先の工程は既に出来上がった部品の取り付けと張り線がほとんどなので、何とかメンタルを締めながら完成を目指します。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(32)
今週の進捗状況です。

  
97艦攻9機の製作が終わりました。資料には機体の塗装に幾つかパターンがあったように描かれていますが、どうも真珠湾攻撃より後のインド洋作戦の映画からの推測のようで、退色等考えられるので全て上面濃緑色・下面銀色の標準塗装で統一しました。

風防の上のアンテナは有るものと無いものがあり、97艦攻の資料を読んでもどういう条件で付けるのかよくわかりません。真珠湾攻撃の写真には立ってる状態の機体があまり見当たらなかったので全て付けませんでした。爆弾や魚雷が機体の中心線からずれていますが、これは黒い四角の照準窓が中心位置にあるための仕様です。

空母本体の白ラインは実物では木目の合わせ目までは埋まってないため、引いた後に他の木部と同じくエナメルの黒を薄く流し、飛行機を留める環がある部分は同じく表現します。綺麗に引くにはデカールが一番ですがキットのデカールは上手く貼れず、専用木製甲板に付いてくるドライデカールは定着強度が弱く木目の凹部にフィットさせようとしたら角から剥がれました。艦載機で使った自作デカールは汚しで色落ちする可能性があり広範囲には使い辛いので、結局ほとんど塗装で表現しました。上手くいってもゆかなくても複雑なマスキングは気乗りがしませんが、航空母艦全体の印象を左右するのでメンタル締め直してしっかり塗りました。

 
 
飛行甲板の艦尾端の塗装順です。ここにも飛行機を留める環があり、後で塗っておきます。


2つあるはずの飛行機滑走制止索(着陸に失敗した飛行機の暴走を止めるための柵)がキットには1つしか彫刻がありません。専用エッチングに2つめの部品があるものの実物の写真や映像を見るとどうも形が違うようです。若干相違があった可能性もありますが、2つとも同じ形として木製甲板附属のエッチングパーツを貼りました(白矢印)。緑矢印は柵から両側にワイヤーを引く引き口で構造上飛行甲板からはみ出ます。

来週以降も全体の仕上げが続きます。
1.飛行甲板の仕上げ
2.各種兵器観測機器とカッターの設置
3.艦載機の接着固定
4.艦橋とメインマストの取り付け
5.無線マストの取り付け、張り線
残っている工程はこの順番で進めます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(31)
今週の進捗状況です。



艦載機は零戦と99艦爆各9機分が仕上がりました。
1/350の艦載機は作るのも塗装するのも面倒で、用意する数が増えれば増えるほど時間も掛かります。既に空母の本体でライフ削られまくった身には相当つらい工程ですが、航空母艦の唯一の攻撃兵器ですからメンタル締め直しました。

各艦載機にはレインボーモデルのエッチングを使いました。ただし零戦と97艦攻の脚は立体感が全く無いのでキットの部品を使いました。尾輪は製作中に折ったもののみ、爆弾・魚雷の安定翼も労力が掛かる割に効果が無いので使いませんでした。
機体に明灰色を塗ったらやや明るい感じがしたので若干スミ入れのブラックを拭き残して汚しを掛けました。


ハセガワのデカールはどうも相性が良くなく以前からマークソフターを使っても上手く貼れないでいました。格納庫用に5機作った時も貼りにくく幾つもデカールを駄目にして時間が掛かりました。艦載機27機分の機体番号は全て真珠湾攻撃に参加したと考えられる番号を設定しましたが、キットのデカール分だけでは足りず細かい番号を組み合わせるなどとてもやってられません。


ならばとより使い易そうな専用品を作りました。元のデカールをスキャンして取り込み、その画像データの上からトレースして印刷用のデータを作り、同時に必要な機体番号や隊長記号も組み合わせてファインモールドの無地デカールに印刷しました。このデカールは相性が良く、元のデカールでは貼りにくかった99艦爆の胴体や主脚の赤帯も上手く貼れました。


99艦爆の主脚の赤帯の前面には白で機体番号の下一桁または二桁の番号が入ります。これも9機分設定できました。上の画像はAI-260号機で主脚の前に60の番号が入っています。

残る97艦攻9機もデカールを貼る所まで来ているので数日中に終わります。その後は空母本体の仕上げに掛かります。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(30)
先週と今週の進捗状況です。

  
製作はそれほど進んでいません。艦載機もまだ塗装中です。前回計21機作ると書きましたが、飛行甲板に並べてみると少し物足りない感じがあったので零戦と99艦爆を各3機ずつ増やして計27機載せることにしました。


赤城本体は飛行甲板木甲板部の白ラインを引きました。ラインは塗装で処理しました。

少々事情で簡潔に報告のみ、詳細は次回以降に書きます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(29)
今週の進捗状況です。


前回指摘があった艦橋の黒板の色を塗り替えました。実物の白黒写真で光の表面反射で白っぽく写っている写真が多かったので完全な黒ではなくダークグレイとしました。

  
今週は艦載機の製作に明け暮れました。画像は左から零戦、99艦爆、97艦攻で、零戦と99艦爆は全体の形が出来ました。97艦攻は胴体と翼の付け根前端にかなり大きな部品の合わせ目が出来るので彫刻を犠牲にしてパテで埋めました。これは濃い緑色で塗るので多少の彫刻の潰れは目立ちません。

艦載機の工作は来週に続きます。なお、都合で次回の記事更新は03/08の予定です。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(28)
今週の進捗状況です。

  
 
艦橋がやっとできました。羅針艦橋に通じるドアとてっぺんにある4.5m測距儀の観測窓をそれぞれ開けた以外ほぼキットのままですが、双眼鏡や探照灯管制器等の装備品はベテランモデルの部品を使いました。艦橋のマントレットは専用エッタングスーパーのメタル部品の表現が弱かったので改めて作り直しました。

 
20cm主砲の部品は防水布の表現が弱かったのでタミヤ1/350重巡最上の部品を複製して取り付けました。金属砲身はFUKUYAの専用品ですがやや長いようです。船体に合わせたらあまり違和感を感じなかったのでそのまま付けました。

 
高射砲はやや表現が貧弱気味ですが詳しい図面や構造図がないので写真から判る範囲で表現を少し付け加えてみました。右舷側に付くシールド付きの砲も中身は同じものと考えられるため、外から見える部分のみ同様の表現を追加しました。シールドそのものもあっさりした表現ですが詳しい設計図面等が無く細部が判らないのでこのままに留めました。金属砲身は主砲と同じくFUKUYAの専用品ですがこれもやや長いようです。

機銃は既に作ってあるのでこれで武装装備が揃いました。
来週以降3週間程の見通しで艦載機を作ります。零戦・99艦爆各2小隊6機、97艦攻3小隊9機計21機の予定です。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(27)
今週の進捗状況です。


塗装ブースの吹き返し防止のフィルターがかなり汚れてきたので交換しました。画像右が新品のフィルターで前回の交換は約2年前、その間に作ったのは1/350の重巡と途中の空母が各1隻、1/700の駆逐艦が4隻と決して多くもないのにこれだけ汚れました。エアブラシが大気中にどれほど塗料の粉をぶちまけているかわかります。

  
艦橋の製作で1週間過ぎました。さほど大きくも複雑でもない形ですが若干足りない部品があった事と画像にない防弾マントレットの製作に思いの外時間がかかりました。塗装前の段階まで進んでいるので早々に塗装して仕上げます。

来週は艦橋の残りと主砲・高射砲を作って艦載機の製作に進みます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(26)
今週の進捗状況です。


船体に飛行甲板を接着しました。ところが接着後に裏側に付けた格納庫が剥がれて船体内部に落下して引っ掛かってしまい、引き上げられなくなってしまいました。艦載機は取り外せたので落ちた格納庫の周囲にエポパテを詰めてそこに固定し、前部エレベーターも上がった状態にせざるを得なくなりました。結果的には見せ方が最初の予定に戻った訳ですが、もったいない事をしました。

 
保留にしていた左舷後部機銃座の端の起倒式アンテナ台の支柱形状を検討しました。どうも実艦の写真からは大型の三角形のサポートと、支柱の内側に斜めのサポートがあるように見えたのでそのように表現しました。右舷側のように更に補強用のサポートが付いている可能性も考えられますが、写真からはこれ以上の判別はできませんでした。

  
飛行甲板の取付で船体各部を破損したのでその修理で週が過ぎ艦橋まで進めませんでした。画像は飛行甲板が波打っているように見えますが、実艦の甲板も中央が高く前後方向に下ってゆく形でこれは実物通りです。

艦尾の補強ワイヤーや甲板のライン引きなど細かい作業はまだまだ残っていますが、船体の工作はここで一段落して今月は艦載機と残っている装備品を製作します。来週は艦橋と主砲や高射砲などを作ります。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(25)
今週の進捗状況です。


格納庫を塗装して艦載機を組み込みました。画像は左が艦首側です。画像下の二段目床面の左上にある部屋は揚爆弾筒といい、艦底の弾薬庫から爆弾や魚雷を出し入れする装置がありました。これは下の格納庫までしかなく、上の格納庫にはエレベーターを使って運搬していたようで、直接エレベーターに運び込めるようにレールが敷かれていました。

 
艦尾甲板に艦載艇を設置して手すりを張りました。
 

飛行甲板の裏側を塗装しました。
写真はありませんが、他に舷窓や全体のスミ入れまで終わりました。これで船体に係わる作業が終わりました。

今週はここまで。来週は飛行甲板を接着して艦橋を製作します。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(24)
今週の進捗状況です。


実艦の設計図面の複写図には右舷後部機銃座の艦尾の端の支柱にこのようなサポートが描かれているのでそれに従って付け足しました。判断に困ったのは白く見えているサポートらしきもので、上左端画像のように支柱からややはみだした形で描かれています。他の装備との位置関係から奥までは入り込んでいないようで、支柱中間から真上にやや太目のサポートがあったと判断してそのように付けました。

大改装後の赤城を後ろから撮影した鮮明な写真はどうも無いらしく、斜め前から撮った写真はちょうど機銃台の影が重なって構造がよくわかりません。白いサポートの真上は右舷後部の起倒式アンテナが付く所で、(21)回目の記事に書きましたが左舷前部のアンテナの張り出しにごっついサポートがあるということは、非常に力の掛かる部分だったとも思われるのでこの程度の補強があったとしてもおかしくはないだろうと判断しました。


右舷側の艦載艇格納所に13m運貨艇と12m内火艇を取り付けました。


次は艦尾の艦載艇の取り付けでしたが、予定を変更して前部エレベーターと格納庫を作ります。キットのエレベーターは一段だけ下げられますが、上の画像のようにただの箱で奥行きが全くありません。それでここまでエレベータは全て上げた状態で作る予定でしたが、飛行甲板を乗せてみるとどうも変化に乏しい感じがしたので前部だけ下げた形にして格納庫も一部作ることにしました。


白矢印の位置にあった隔壁2本をノコギリで切り離し空間を開けました。


空間にはめ込むエレベータと格納庫をプラ板で作りました。格納庫にはもう少し奥行きが欲しかったのですが、あれ以上船体の内部隔壁を取り除くと強度に不安が出てくるので仕方ありません。

航空母艦のエレベーターはビル等の一般的なエレベーターと基本構造は同じで、屋上にあるウインチが床下にあり、滑車などを使ってワイヤーを飛行甲板の縁近くまで上げて下に降ろし床面を上下させます。床面のガイドレールに挟まれる形でバランスを取るおもりが並んでいます。赤城固有の資料はないので他艦の図面と写真を参考にして作りました。


格納庫に入れる艦載機を作りました。零戦×2、99艦爆×2、97艦攻×1で、格納状態なので翼を折り畳み、レインボーモデルの艦載機用エッチングで細部を追加しました。このエッチングは1/350の大きさながら風防枠はもちろんのこと、バスタブ式のコックピットにシートベルト付きの座席、爆撃機の照準器や旋回機銃までセットされたいかれたいかしたセットです。コックピットと座席はキットに四角の穴を開けて組み込みます。風防枠の取り付けなど良く考えられていて工作そのものは特に難しいところはありませんが、吹けば飛ぶよな部品だらけでまた目薬差しまくりでした。艦載機は飛行甲板上にあと21機作る予定ですが、たった5機でクタクタで先が思いやられます。

日本海軍の戦闘機や爆撃機のグレーは以前は普通の灰色でしたが、最近は灰緑色とする説が増えているようです。昔は青味がかった灰色だったタミヤカラーの明灰白色もくすんだ緑に近い色に変わりました。しかしそれらの色は1/32や1/48の飛行機用に調整されているのか、1/350以下の小さい飛行機に塗ると緑が強く出て少し違和感を感じます。前回の製作まではそのまま塗っていましたが今回は飛行機の数が多いので、ライトグレーに青と黄を混ぜて緑の要素を少し弱めた専用色を調合しました。

今週はここまで。来週は格納庫の塗装と艦載機を組み込んで艦尾の艦載艇の取り付けに進みます。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(23)
今週の進捗状況です。


右舷側後部の作業中でほとんど出来ていますがまだ若干作業が残っています。


高射砲の台座付近で、この周辺はほとんどキットのままです。変化を付けるために二ヶ所ドアを開けました。


後部機銃台で、弾薬箱はベテランモデルのエッチングを使い蓋を開けたものと閉めたものの2種類を付けました。機銃甲板の高さが船内の甲板よりも高い位置にあるため、船内への入口周辺に段差が付いています。


下側を見上げたところで、高射砲台座の窓状の支持材の穴が開いていなかったので開けて内側の支柱を追加しました。機銃台の支柱に2本のH型の雑用煙突が付いています。右側は鍛冶工場用、左側は焼却炉用です。キットの組立はここまでですが、どうも機銃台の支柱周辺はもう少し構造が複雑にできているようです。

今週はここまで。来週は今週の作業の残りを済ませて艦尾に艦載艇を設置し手すり等を付けます。それで船体側面の作業が一段落するので船体各部にスミ入れを行います。

ハセガワ1/350航空母艦「赤城」(1941)の製作(22)
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年もできるだけ多く作れたらと思っております。
よろしくお願い申し上げます。

今週の進捗状況です。

  
左舷前部の張り出しと煙突の据え付けまで進みました。各張り出しのうち底に三角形のサポートが付くものはエッチングの穴開き三角板に替え、またブルワークの内側にも三角板を追加しました。赤城の右舷側は設計図面の複写図が残っているので左舷ほど悩む要素はありません。

 
上右側の画像は上が機銃台座、下右が20cm主砲の射撃指揮所、左が高射砲の指揮所です。機銃台座の奥側に6個並んでいるのは機銃の弾薬箱でライオンロアのエッチングを使用しました。煙突の黒の塗り分けが一部曖昧な部分がありますが、これは次回までに修正します。

今週はここまで。来週は引き続き右舷側後部を製作します。
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まとめ