私設工房の作業日誌です。主に船を作っています。

このブログは現在活動休止中です。
再開は今のところ2017年夏以降の見通しです。

活動一時停止のお知らせ
今年から他で多忙となったため、当工房の活動は一旦停止する運びとなりました。再開予定はいまのところ2017年夏以降の見通しです。

2007年以来の8年間で1/350が9隻、1/700が18隻、持ち越しが各1隻で戦艦空母の大型艦をもっと作りたかった気持ちが残りました。それは再開の暁に進めたいと思っています。

ブログのサイドにメールフォームを設置しておきますので、質問等ございましたらメールか、または各記事にレスして頂ければ(返信に時間を要するかもしれませんが)回答致します。

これまでのご拝聴に深く感謝します。では再開の日まで。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(12)
製作が終了しました。

 
蒼龍は日本海軍が建造した5隻目の航空母艦で、赤城や加賀といった改造空母での試行錯誤を経た実用性の高い近代的な中型空母でした。太平洋戦争では南雲機動部隊の一艦として活動しましたが、昭和17年6月のミッドウェー海戦で爆撃を受け生涯を閉じました。模型は艦爆の神様と謳われた江草隆繁少佐が率いた真珠湾第二次攻撃隊の状態を示しています。

アオシマのキットです。

基本はフライホークとフジミの蒼龍用エッチングセットを使用
飛行甲板もフライホークのエッチングを使用
艦橋上部の形が違うようなので修正
高射砲はピットロードの新艦船装備セットより使用
機銃はファインモールドのナノドレッドを使用
艦載機の脚や風防枠等はフライホークとレインボーモデルのエッチングより使用
一部の装備品はレインボーモデルのエッチング他各社部品から流用
甲板は全て塗装で表現しました
船体の外板も表現しました


製作は一部フジミのエッチングの摺り合わせと、飛行甲板のエッチング部品の導入に伴う格納庫のかさ上げに手間取った以外は、それほど大きく替えたところはありません。蒼龍は設計図面や写真があまり残っていないので、全体のおおまかな形以外は今もよくわからない部分のほうが多い艦です。細部は準同型艦の飛龍を参考にして組み立てました。


蒼龍のメインマストは起倒式で、飛行甲板上に艦橋がある航空母艦で固定式でないのはこの艦と加賀の二艦だけです。航空機が離陸するときには倒していたと考えられますが、実際どうだったかは写真が残っていないのでよくわかりません。加賀には斜めに倒している写真があるのでこれに従って完全には倒さず斜めに留めました。


緑に塗装した99艦爆が江草少佐機と言われている機体ですが、これは写真や映像や公式記録が残っている訳ではなく、江草少佐もペアの搭乗員も共に戦争中に戦死されているため、関係者の記憶を元にしてこういった塗装が伝えられているようです(この機体に関しては真珠湾攻撃時ではなく別の時期ではないかとする説もあります)。他の99艦爆についても真珠湾攻撃の時には全機上面緑色だったとする資料がありますが、大戦中の蒼龍機を示す写真などが存在しないので真偽はわかりません。艦載機は一般的に真珠湾攻撃当時の塗装とされているものに従いました。

いつものように改めて写真を撮って週中頃くらいにヤフーボックスに追加します。

当工房はこの蒼龍の製作を以て一旦活動を休止します。挨拶はまた改めて書きますが、再開は今のところ2017年夏以降の見通しです。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(11)
今週の進捗状況です。


マストを付けて張り線を行いました。母艦本体の製作はこれで終わりました。


遮風柵の裏側がどうも寂しかったので、余ったエッチングのマストの根元を切り取って付けました。実際はシリンダーのような機構のほうが近かったようにも思えますが、資料も写真も無いので見た目の雰囲気を優先しました。

残りは艦載機27機を塗装して取り付けて製作完了の運びです。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(10)
今週の進捗状況です。


船体に艦橋や装備品を取り付けました。張り線の関係でマストは付けていませんが、それ以外の装備は全て付け終わりました。


真珠湾攻撃の蒼龍の写真はどうも残っていないようで、艦橋のマントレット(防弾用に取り付けた丸めて固めたシーツ)があったかどうかもわかりませんが、赤城や加賀などの写真を参考に付けてみました。

来週はマストを取り付けて張り線を行います。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(9)
今週の進捗状況です。


飛行甲板にラインを引き、汚しを掛けて船体に取り付けました。蒼龍の戦争中の飛行甲板のラインがわかる写真はミッドウェー海戦で米軍機が撮影した不鮮明なものしかなく、細かいところは他の艦からの推測も交えて描きました。


飛行甲板中心付近の紅白の線は艦載機が離陸するに当たって前端からの最低滑走距離を示したもので、ここより前で発進すると安全に離陸できません。従って攻撃隊を並べるときはこの線より後ろに配置します。線のデザインは艦によって違っていたようで、蒼龍の資料はないので組立説明書に従って描きました。


第三エレベーターの前の白円は艦載機の着陸目標で、この円に接地すると最も安全に着陸できます。組立説明書には描かれていませんが、ミッドウェー海戦の写真では描かれているように見えるので描きました。

その後ろの「サ」の字は位置やあったかどうかもわかりません。ミッドウェー海戦の写真ではどうも描かれていないように見えます。この製作は開戦時で時期が違うので飛龍に合わせて描きました。

来週は艦橋や装備品を取り付けます。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(8)
先週と今週の進捗状況です。

現状は船体の塗装が終わり飛行甲板の基礎塗装に入りました。多忙モードに入った関係で作業が遅れていますがあともう少しなのでこの製作は終わらせます。

 
飛行甲板を付けると隠れる艦首と艦尾甲板の状態です。来週は飛行甲板に汚しを掛けてラインを引き、船体に取り付ける予定です。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(7)
今週の進捗状況です。

  
艦尾甲板を塗装して残っていた艦尾周りの短艇甲板や機銃甲板を作りました。
来週は船体と飛行甲板を塗装します。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(6)
今週の進捗状況です。

 
99艦爆18機を作りました。風防枠はレインボーモデル、それ以外はフライホークのエッチングを使いました。

これで塗装前に製作する部品がほぼ組めました。年末年始は塗装しながら船体の残りの部分を作ります。

1/700アオシマ「蒼龍」(1941)の製作(5)
今週の進捗状況です。


アオシマ蒼龍の艦橋は上部の防空指揮所が大きく拡張した形になっています。ミッドウェー海戦直前に作られた設計図面があるらしいのですが、本当に改造されたのかどうかはわかりません。昭和17年初め頃に撮影された写真は不鮮明ながら拡張していないように見えるので、開戦時のこの製作では拡張前の状態に戻しました。艦橋の設計図面は残っていますが、写真と見比べると防空指揮所の前面の形が若干違うようなので手を加えました。組立と塗装の関係で手すりなどは後で取り付けます。


マストを作りました。これは5本共フジミのエッチングです。


艦載機は零戦9機分ができました。風防と増槽はレインボーモデル、脚周りはフライホークのエッチングを使いました。

来週は99艦爆18機を作ります。
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まとめ